« 地方の独善 | トップページ | 人間としての必要要件 »

2004年12月28日 (火)

人災?

インドネシアやタイやインドやスリランカの海岸線には無味乾燥なコンクリートの人工物は何もなく、海岸線にはその水際ぎりぎりまで地元の漁民の家が軒を連ねるのどかな風景に比べ、人工物だらけの日本の海岸線を憂う声を環境保護団体の皆さんから聞く事がありますが、それが無かったがために2万人を超える死者が出てしまったと言う事ですよね。

自然には「絶対」はないという教訓を得る為に、ここまで大量の死者を出さないといけないのでしょうか。日本的常識では、地震発生後津波到達まで2時間もあってなお何の警告も発せられない行政組織はまったくその責務を果たしていないと断罪されますがね。

MSN-Mainichi INTERACTIVE / ◇12年前に対策提言 国際協力機構 より

 インドネシアでは92年12月、フロレス島沖で津波を伴うM7.5の地震が発生、2000人以上の死者を出した。国際協力事業団(現国際協力機構)の緊急援助隊(団長=阿部勝征・東京大地震研究所教授)は、地震による津波の来襲を予測して避難した人がほとんどいなかったことが被害を拡大したと指摘、防災教育の徹底や防潮堤建設など23項目をインドネシア政府に提言していた。阿部教授は「大津波はめったに起こらないため、被災経験の伝承が難しい」と話している。

 この地震では3メートル以上の津波が周辺の島々を襲った。死者の半数は津波の被害によるとされる。

 調査報告書は「少なくとも70年間、大きな津波に襲われたことがなく、海沿いの低地に住む人が増えた」と分析。海岸線に護岸施設がなく、津波に対する知識が不足していたことが被害拡大につながったとした。

 その上で「浸水の高さを示す表示板などで津波の恐ろしさを周知する」「海岸線に沿って護岸施設を建設する」「災害教育と災害予防知識の普及を図る」など23項目を提言した。

投稿者 青柳 洸 at 午前 08時40分 国際 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41978/2395833

この記事へのトラックバック一覧です: 人災?:

コメント

コメントを書く