外交常識
とりあえずまずは経緯を追ってみましょう。
MSN-Mainichi INTERACTIVE / 韓国:谷内・外務次官発言で波紋--「米国が韓国を十分に信頼していない」 より
【ソウル堀山明子】外務省の谷内正太郎事務次官が今月11日、来日した韓国国会の国防委員会所属の与野党議員団に対し、「米国が韓国を十分に信頼していないため、日韓の情報共有に慎重にならざるをえない」との趣旨の発言をしたことが明らかになり、韓国国内で物議を醸している。焦点は、米韓同盟は、日本に言われるほど信頼基盤が崩れているか--。韓国政府と与党・開かれたウリ党は発言に反発する一方、野党ハンナラ党やメディアは「現実を直視すべきだ」と盧武鉉(ノムヒョン)政権の外交姿勢に疑問を投げかけた。発言は、東亜日報が25日朝刊の1面で報道。谷内次官との会談に参加していたハンナラ党の朴振(パクジン)議員も、同日朝の党幹部会で「米韓同盟の信頼基盤は深刻に傷ついている」と詳細を報告した。
発言から2週間もたって表ざたになったのは、訪日議員団の報告書に「谷内発言」を掲載すべきかをめぐり与野党が対立。与党側が「韓国の国益にならない」と削除したことが背景にある模様だ。ウリ党報道官は25日、谷内次官発言を「妄言」と位置づけ、これを引用して盧政権批判をするハンナラ党に「大韓民国の政党か?」と反発した。
米韓の情報共有をめぐっては、韓国国会ではこれまで何度も問題視されてきたが、韓国政府は一貫して「米韓は緊密に連携している」と火消しに徹してきた。谷内次官の発言は、確証のとれなかった疑問を補強した格好だ。
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谷内次官は25日、記者団に「非公式な意見交換の内容が外に出ること自体が遺憾だ」と述べた。会談内容については「非公式な意見交換なので、コメントしない」と語った。
んで、韓国野党が「ほれ見ろ、やっぱり俺たちが批判してるように政府の外交はアメリカから信頼されていないじゃんか」と政府に対する攻撃を強めちゃったんで、引っ込みのつかなくなった韓国政府は日本政府に対して非公式な会談の内容を”公式”に抗議するわけですな。
MSN-Mainichi INTERACTIVE / 韓国:谷内次官の「米韓不信」発言で謝罪要求 より
【ソウル堀山明子】韓国外交通商省の李泰植(イテシク)次官は26日、高野紀元駐韓日本大使を同省に呼び、外務省の谷内正太郎事務次官が韓国国会の訪日議員団に対し、「米国の韓国不信」に言及した問題で、公的な謝罪と再発防止策を求めた。李次官は、谷内次官が米国が韓国に不信感を持っているため日韓の情報共有に慎重にならざるをえないとの趣旨の発言をしたことに触れ、「日本が米韓間の情報共有の仲介をしているかのように実態をわい曲している」と抗議した。高野大使は、「非公式な意見交換で詳細を確認できる立場にない」としながら、「日米韓の連携が重要という文脈の話だ」と真意を説明した。
これに先立ち青瓦台(大統領官邸)の金晩洙(キムマンス)報道官は、米韓不信の指摘は「事実でないだけでなく、無礼」と批判。来月開催予定の日韓首脳会談への影響が「ないとは言えない」と述べ、強い不快感を示した。
また、与党「開かれたウリ党」は、谷内次官の解任を求める論評を発表。一方、野党ハンナラ党議員側は26日、政府と与党の対応に「過剰反応」「本質をわい曲」と批判を強めており、発言の評価をめぐり与野党が対立を深めている。
それに対して日本の外務省は珍しく浮き足立つことなく辛辣に返しています。
MSN-Mainichi INTERACTIVE / 外務省:谷内発言をめぐる韓国側の対応に不快感 より
外務省首脳は26日、谷内正太郎同省事務次官が韓国の国会議員団との会談で「米国が韓国を信頼していない」との趣旨の発言をしたことに韓国側が批判を強めていることについて、「非公式の会談の話を公にしてどうこうしようというのなら、非公式な率直な会談は一切成り立たなくなる」と述べ、非公式な会談での発言内容を公表した韓国側の対応に不快感を示した。
まあね、大統領自らが「親書の内容を公開せよ」とメッセージを届けた使者に公の場で要求する非常識な国ですから、オフレコで外交辞令抜きの腹を割った会議の内容を一方的に公開しても何の痛痒も感じないのも無理ありません。
ここで、谷内次官の心の声。
「ほらね、だから韓国は信用できないって言ったでしょ。」
投稿者 青柳 洸 at 午前 07時10分 特定アジア-南朝鮮 | Permalink
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