TBSはダブスタの罠に陥るのか
ボケッとしてて簡単に株を買い占められる阪神電鉄の経営陣や頓珍漢な批判を繰り返す反自由主義経済信奉者のタイガース関係者を見ててアホばっかやなあと思っていたら、大マスコミの一翼を担っているTBSサンも反自由主義経済を愛する大間抜けのようですね。
楽天が経営統合申し入れ、TBSは「慎重に対応」 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) より
一方、TBSの井上社長は会見で、楽天とは以前から業務提携の話はしてきたとしたうえで「株を持つなら事前に明確な意思表示がほしかった。少々、心外な気持ちだ」と不快感を示した。
別に現行の市場ルールに違反した形で三木谷が株買い上げを行ったわけでもないんでしょ?それとも市場を制御する公的なルール以外にTBSだけに適用される特別ルールでもあるんですか?
ちなみに「報道のTBS」の顔である筑紫哲也さんはNEWS23の「多事争論」でこんな事を言っていますよ。
私は「グローバリズム」と呼ばれている世界のとうとうたる流れに、全面的に賛成なわけでもないし、「企業を売り買いすることが企業を作るよりも儲かる」という資本主義にもあまり賛成はいたしません。その私が言うのも変なんですけど、しかしこのライブドアとフジテレビをめぐる騒ぎというのは、外からどういう風に映るのかということが気になります。例えば、「金が全てなのか?」という批判がライブドアについてありますが、ではそうおっしゃる側は、金が全てではなかったのですか?それから「テレビやメディアは公共性がある」と言いますけど、全ての企業は公共性があります。「そんなに特別な地位がどこにあるのか?」という議論もあっていいだろうと思います。
それより何より、この騒ぎの中で与えかねない印象というのは、日本の資本主義というのはよく「同族資本主義」と言われてきました。つまり自分達のグループなり系列なり、そういうものを守ることが至上命令であって、そこに対してはあらゆる手段でそれを防ごうとする。「やはり外側に向かっては開かれていないんだな」という印象というのを振り撒きかねない。ライブドアがやっていることの妥当性は別にしてですね、そういう印象を産む可能性があります。しかもその問題の基本は何かと言うと、「資本主義」とおなしく名乗っていながら、株主というものがきちんと大事な存在として見られてこなかった、という日本のこの株の持ち合い、「同族の資本主義」の中の特徴であります。
あたかも有権者が、政治の有権者がある時しか評価されないと似たようなことが、株主の地位にあるという、そのことはまぎれもなく今度のことでも露呈しているのではないかと思います。そういう意味で、私達の資本主義の在り方を考える出来事であることは間違いありません。
さあ、TBS及び筑紫サン、フジテレビ・ニッポン放送の時は対岸の火事だったからテキトーなこと言えたけど、今回も勇気を持って同じスタンスで臨むの?それとも前言を翻して「同族資本主義」の道を突っ走るの?
さて、どちらの道を選ぶのでしょうか。
投稿者 青柳 洸 at 午前 08時33分 経済その2 | Permalink
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