倫理よりも名誉と実利
クローン胚研究用の卵子をブローカーから600個余りも購入して使用していたとか、卵子寄贈者に個人的に対価を支払っていたとか、研究チームの女性研究員から卵子の提供を受けていた(その本人をいきなり論文の連名著者に抜擢しちゃあそりゃ強要が疑われるだろ)とか、いろいろと問題が噴出していますが、それを巡って韓国の国論が沸騰している模様です。
なんでもこの黄教授という人は韓国人初のノーベル医学・生理学賞受賞者になりそうな人らしいですが、国論が沸騰といっても二分しているわけでもなんでもなく、「少々の倫理的問題があったとしても彼のこれまで業績とこれからの研究によって韓国にもたらされるであろう名誉と巨額の利益の前ではたいした問題ではない、下らない倫理をあげつらうMBCの報道は国益に反する」との論調の教授擁護論ばかりが大統領から庶民までの大勢を占めているらしいですね。倫理問題を巡る本人の釈明がある前から、国会議員が赦免すべきという声明を出すなんていう信じ難い状況もあったりするようです。
まあ、倫理規定が今までなかったのでやりたい放題だったけどそれじゃ国際的にも不味いだろって今年の1月に初めてガイドラインを制定したらしく、冒頭に書いた事実は全てガイドラインが発効する前の話らしいですけどね。
もう科学的、倫理的な問題は遥かに超越して「ノーベル賞を取り損なったらどうするんだ」一本に収斂しちゃってるみたいですが、ノーベル賞の歴史始まって以来韓国人の受賞者が平和賞の金大中ただ一人で科学・文学分野では誰一人いないからといっても、いくらなんでも倫理まで後回しってのはどうかと思うぞ。
そこまでしてノーベル賞をとって誇れるのか?
Sankei Web 国際 韓国MBC報道にネットで批判沸騰 クローン胚研究問題(11/28 18:25) より
人のクローン胚(はい)分野で世界の注目を集める韓国ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授の研究をめぐり、問題点を報じたMBCテレビの番組に対し「国益に反する報道」との批判がインターネットを中心に沸騰。番組スポンサー12社のほとんどが広告打ち切りなどの意向を示し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が“仲裁”に乗り出す騒ぎに発展している。MBCは22日、調査報道が売り物の時事番組で黄教授チームの研究過程で卵子を提供した女性に金銭が支払われていたことなどを伝え、倫理的問題があると指摘。疑惑は以前から伝えられていたが、24日に黄教授が事実を認め、細胞バンク責任者を辞任すると表明すると批判の矛先がMBCに集中した。
黄教授が韓国で「スター」となっていたこともあって、ネットでは「民族の反逆者」とMBC攻撃が過激化し、番組スポンサーへの抗議も展開。26日にはソウルのMBC本社前で抗議集会も開かれた。
しかし盧大統領は27日、青瓦台(大統領官邸)ホームページに異例の談話を掲載し「私もMBC報道に腹が立った」としつつも「広告取り消しは度を越している」と批判をいさめた。
28日付の韓国各紙も「国益だけを掲げて報道を否定するのは非理性的」(京郷新聞)、「報道を売国行為と責めるのは望ましくない」(韓国日報)と報道、冷静な対応を呼び掛ける声も出始めている。(共同)
投稿者 青柳 洸 at 午後 11時09分 特定アジア-南朝鮮その02 | Permalink
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コメント
Firefox1.5導入おめでとう御座います。見出しなんかも綺麗に表示されると思いますよ。
韓国は全てが捏造ですから、事実が見えない国と言えると思います。この国では韓国ニュースは殆どやりませんが、このニュースと、地下鉄に母親がベビーカーごと引っ張られる悲惨なニュースをやってました。哀れなニュースばかりです。
投稿: NZ life | 2005/12/01 5:56:35