直轄部隊なしに「即応」集団とは・・・
仏作って魂入れず、とはこのことか。
まあ、既存部隊を通常の領域警備任務からはずして即応指定して常時警戒態勢をとらせるのならまだしも、「幹部のみが常駐する即応予備自衛官主体の連隊に隊員を集めて緊急即応連隊とする」ってのは、練度の問題も含めて所期の目的から離れていっている気がするし。(即応予備の某さん、すみません。けっして即応予備をけなしているつもりではありませんから)
新たな脅威に対抗し、国際平和協力活動の司令部ともなる陸上自衛隊中央即応集団(約三千二百人)の指揮下に入る「緊急即応連隊(仮称)」の新規編成が白紙に戻っていたことが分かった。防衛計画大綱の目玉に位置づけられた中央即応集団は、直轄連隊を持たないまま、来年三月発足する可能性が濃厚になった。緊急即応連隊は、他の普通科連隊と違って担当地域を持たず、全国に出動する。ゲリラ攻撃への対抗や海外派遣の先遣隊としての活用が見込まれており、二〇〇五年版の防衛白書にも新編が明記されている。
陸上幕僚監部では駐屯地を宇都宮駐屯地、部隊規模を五百人から一千人とし、空中機動旅団に指定している第一二旅団(群馬県榛東村)所属の四個連隊から要員を集める案を検討した。
しかし、人員のやりくりができないことから、昨年中に事実上、新編を断念。既存の普通科連隊を緊急即応連隊に指定するか、幹部のみが常駐する即応予備自衛官主体の連隊に隊員を集めて緊急即応連隊とする案を二〇〇七年度以降に検討する方向となった。
これにより、司令部だけ発足しても手足となる連隊を欠くことになり、中央即応集団の機動力は大幅に制限される。
投稿者 青柳 洸 at 午前 12時03分 政治・行政その04 | Permalink
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