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2006年3月24日 (金)

商売人なら当然

「消費者の合理的な希望を可能な限り取り入れることで他社の製品との決定的な差別化を図る」ってのは商売人としての常道ですよ。それも世界共通のね。

中日新聞 / 米業者「全頭検査認めて」 身内“反旗” BSE対策で農務省提訴へ より

 【ワシントン=久留信一】米国の中堅食肉加工会社「クリークストーン・ファームズ・プレミアム・ビーフ」(本社・カンザス州)は二十二日、米国産牛肉の日本向け輸出が再停止されている問題で、牛海綿状脳症(BSE)の自主的な全頭検査の承認を求めて米農務省を相手に提訴する方針を明らかにした。

 同社のジョン・スチュワート最高経営責任者(CEO)が二十三日午前、ワシントン市内で会見し、詳細を発表する。輸出用牛肉の自主検査の承認を求めた訴訟は初めてのケースとみられる。

 同社はBSE感染で日本が米国産牛肉の輸入を停止した後、日本政府が要求していた食肉牛の全頭検査を行う設備を整備し、二〇〇四年春、農務省に対して、自主検査を認めるよう要望した。米農務省は「全頭検査は非科学的」などとして自主検査の承認を拒否した。

 同社はアンガス牛などの高級牛肉を中心に取り扱う食肉加工会社で、日本が最初に米牛肉禁輸措置をとった〇三年には、日本向けで収益の約四分の一を上げた。

 スチュワートCEOは昨年三月、本紙とのインタビューで全頭検査について「即座に対応できる体制を整えている」と強調。「出生から加工までの履歴についてもすべて把握している」と述べた。

面倒を徹底的に嫌う事を「効率的」と履き違えて、てめえの利益しか考えない低能の畜産業者とそいつらにカネと票を通じて金玉を握られている低能議員とその子分のクソ官僚にはきっと何を言っているのかさえ理解できない事でしょうが。

まあ、今まではコントローラブルな抜き取り検査で感染牛を集中的に輸出に回していたのに、今更全頭検査されてラインからはねられた牛が国内に出回る事はまかりならないと考えている、という見方もありますがね。アメリカ至上主義な奴らならそれくらい平気で考えそうな事ではあるな。

【ご参考】
大分感染症研究会 / 海外感染症話題(第5巻第1号) / 伝染性海綿状脳症にまつわる話題(リンク先はpdfファイルです) より

Manuelidisの成績を含め幾つかの研究は、アルツハイマー症ないし痴呆症と診断された患者の3から13 % は、実際はCJDに罹っていたことを病理解剖の結果から明らかにしている。この数字は小さく聞こえるが、合衆国にはアルツハイマー症が4百万人、痴呆症は数10万人いるのである。これらの症例数で小さい % を使っても、埋もれて公式統計に入らないでいる120,000以上のCJD患者を加えることになる。

     (中略)

CJDやアルツハイマー症両疾患の診断が難しいのは、患者の生前に確実に診断する方法がないためである。医師はどちらの疾患であるか臨床症状に頼るしかないが、しばしば症状は両者似て現れる。疾患の決定的な診断の方法は唯一、死後脳の病理解剖しかない。ひと頃は屍体の半数は病理解剖されていたが、残念ながらその頻度は下がって合衆国では15 % 以下になっている。

     (中略)

病理解剖は減少しているがアルツハイマー症とされる死亡数は、1979 年の857 から2000 年の約50,000と50倍以上になっている。アルツハイマー症の劇的増加は、全てCJDの誤診によるものではないとしても、“増加のある部分は我々の見たことで説明可能”とManuelidisは述べている。老人の精神的疾患は決定的な診断が困難のため“神経退行変成疾患やアルツハイマー症がそれらの屑篭になってしまっている”と彼女は云う。

     (中略)

患者がCJDであるか否かを正確に決めるのは極めて困難である。何故なら彼女自身の研究で明らかにしているように、Yale大の権威あり且つ優れた神経病学者と精神病学者が最初アルツハイマー症と診断した患者であっても、後になってその13 %以上が誤診と分ったのである。痴呆症患者の6%が実際はCJDに罹患していた、というPennsylvania大で行われた他の研究も、疾病を正確に区別する困難さを示している。同大の研究者達の結論は、“これらの成績は、痴呆症と臨床診断された患者では、生きている間に病因を正確に予告することは出来ない”であった。

北の果族便り アメリカのBSE問題は何故解決しないのかを考える

狂牛病で危険な食品早見表

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投稿者 青柳 洸 at 午前 12時05分 国際その02, 経済その03 |

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コメント

まあ、全頭検査なんかしちゃったら…


たぶん、暴動起きるんじゃないですかね。
自分らが何食わされてきたか知ることになるので…

投稿: しわよせん | 2006/03/24 9:15:39

確かに、自主的に全頭検査を行う業者が出たら、日本の企業はそこに注文を出しますわね。
だって、「これはアメリカ産ですが、全頭検査を行っている0000の検査済証をとっています」と表示して販売できますから。
売れ行きはだいぶ違いますはね。仕入れ値が少しぐらい違っても日本の消費者は「安全」を買うと思いますし。

投稿: urotaki | 2006/03/26 17:09:53

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