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2006年6月28日 (水)

会えればいいのか?

深く考えていない人たちは「会えないよりは会えた方がいい」と思いがちでしょうが、本来「拉致」は犯罪なんだから原状復帰、すなわち無条件での帰還が最低限の解決じゃないですか?にもかかわらず「偉大なる将軍様の深い御厚情により家族の再会が実現した、将軍様マンセー!」って馬鹿なことを言ってる場合じゃないと思うのだけれど。

きっと南北朝鮮政府及び南朝鮮政府直属の監視役である「拉北者家族会」に無理やり言わされているのだろうとは思いますが、「私たちの再会が、ほかの拉致被害者が家族と会う契機になってほしい」と簡単に満足してしまうのではなく「奪還以外あり得ない」とする日本の拉致被害者家族の方が完全に論理的です。

朝鮮ではかわいい子供が誘拐されても後々子供に会えさえすれば(しかも言動に関する厳重な監視付きの面会であっても)それでよく、それ以上(つまり奪還、帰国)は追求しないんですか?誘拐犯に主導権を握らせて何も疑問に思わないんですか?

「拉致」という個人の尊厳を根底から否定する重大な犯罪よりも北朝鮮慰撫、民族統一が優先するなんてワタシには理解できません。

さらにこの上、「めぐみは死んだ」という発言をさせる為の再会劇にならない事を祈るばかりです。

おそらくはめぐみさんの死亡を金英男さんに語らせてそのコトバを以って崔桂月さんらに日本の拉致被害者家族の象徴的存在である横田夫妻を説得させ、当然北朝鮮の思惑を受け入れる事を拒否する横田夫妻に対して「私のかわいい息子の言葉をお前たちは信じないのか」と怒る崔桂月さんらとの対立を際立たせて南朝鮮と日本との分断を図る、というシナリオなのでしょう。

日本政府は「めぐみは死んだ」という北朝鮮からの攻撃に対して間髪を入れず日本が収集した情報をもとに矛盾点を突き会見での発言の信憑性をぐらつかせる強烈な反攻に出なければいけませんが、はたして日本政府にカウンターアタックの準備はあるのでしょうか。

Yahoo!ニュース - 共同通信 - 金英男さん家族28日再会 28年ぶり より

 【束草(韓国北東部)27日共同】横田めぐみさんの夫の可能性が高い韓国人拉致被害者、金英男さん(44)の母、崔桂月さん(78)と姉の金英子さん(48)が27日午後、南北離散家族再会事業の一環として北朝鮮の金剛山で28日に英男さんと再会するのに備え、出発地である韓国北東部の束草に到着した。
 再会は28年ぶり。崔さんは体調を崩し、束草の宿舎ホテルで点滴を受けながら静養。金英子さんは、めぐみさんのことを英男さんに尋ねるのかと記者団に聞かれ、「きっかけがあれば(そう)したいが、今そのことをお話しするのは難しい」とだけ答えた。
 また「私たちの再会が、ほかの拉致被害者が家族と会う契機になってほしい」と語った。

聯合ニュース / 金英男さんと母・崔桂月さん、28年ぶり再会 より

【金剛山28日聯合】北朝鮮に拉致された金英男(キム・ヨンナム)さんと、母親の崔桂月(チェ・ゲウォル)さんが28日午後、北朝鮮・金剛山で28年ぶりの再会を果たした。黒いスーツ姿で面会場に姿を現した金英男さんは、車いすに座った母親を抱きしめた。  金英男さんは午後3時、日本人拉致被害者の横田めぐみさんとの娘である可能性が高いとされているヘギョンさんのほか、再婚相手のパク・チュンファさん、その間に生まれた息子のチョルボンさんとともに面会に参加した。

 崔桂月さんは英男さんを抱きしめ、涙を流しながら顔をなで続けた。英男さんは終始笑顔で、「長生きしていたらこうして会える」と話した。英男さんに紹介された妻のチュンファさんも涙を流し、初めて対面する姑にあいさつをした。

 崔さんの娘で英男さんの姉、英子(ヨンジジャ)さんは「弟は子どもの頃そのまま」と話し、姪のヘギョンさんの手を強く握りしめた。

投稿者 青柳 洸 at 午後 05時06分 特定アジア-北朝鮮その2, 特定アジア-南朝鮮その3 |

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