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2008年12月22日 (月)

松阪ショッピングセンター「マーム」関連 専門家による最終報告書批判

一刀両断、「快刀乱麻を断つ」とはまさにこの事ですな。

それにしてもイオンは徹頭徹尾「基本的に消費者は救いようのない馬鹿ばかりであるから、どのようにでも制御できる」とでも思っているんでしょうかね。

まあ、イオンの資本力になすすべもなくひれ伏し黙り通す行政やマスコミも相当程度屑の集団ですが。

設備ニュース378/下請負人へのしわ寄せ問題 より

<[続] 疑惑の受水槽>

三重・松阪のショッピングセンターで 受水槽に死体が1ヶ月も放置されていた事件、施設側が設置した 外部有識者の専門委員会による報告書が公表された。
  [SCのリリース]→ http://www.matsusaka-marm.com/info01.html

この中で『水質の安全性は確保されていたと判定する』と述べているが、結論に重大な誤りがあるので、悪しき前例を残さないためにも、正しておかなければならない。

事件発覚以前の水が「常時安全だったとするのは不可能」であることは前号で書いたが、では、問題なしと述べる水が「安全でない」ということを証明できるだろうか?・・・答えは「とても簡単だ」

水道水を汲んだコップに、原虫クリプトスポリジウムを入れたものを用意するだけだ。

もちろん、残留塩素の値に異常は出ない。法定の51項目検査を行っても、何も出ない。しかし、この水を飲めば、気の毒だが一週間以内に 悲惨な結果が待っている。

なぜこんなに簡単に 調査結果が間違っている ことを証明できてしまうのかといえば、それは、この報告書が「法律を曲解」しているからだ。

水道法やビル管法は、受水槽を適切に管理した上で、水質のデータが基準値を満たすことを求めている。 「汚染物質が入った水でも、水質検査に異常が無ければ安全」とは、どこにも書いていないのである。

報告書には、死亡事故発生の8日後に 法定の3ヶ月点検を行ったとある。 しかし死体は発見できなかった。これは、水質検査よりも重要な 受水槽の保守点検 を適切に行っていなかったことを意味する。 法令違反の疑いが強いと言わざるを得ないだろう。

因みに、クリプトスポリジウムはトリやウシなどが保有しており、我が国では海外渡航者に感染例が多い他、神奈川・平塚のビルの受水槽に混入して集団感染した例などが知られているが、塩素に強く、通常の検査では発見できない。

事故が発覚して3週間、遅まきながら、この件でお客様フリーダイヤルが開設された。
が、もちろん このショッピングセンターの 殆どの従業員も「被害者」である。
なんとも やり切れない事件となってしまった。。。


投稿者 青柳 洸 at 午後 11時37分 社会その13 |

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